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好古庵
2026.02.28

北野天満宮での献茶式保存会茶席

「東風吹かば匂ひおこせよ梅の花 あるじなきとて春を忘るな」 2月15日、北野天満宮献茶式保存会の茶席を担当させていただきました。菅原道真公は梅を愛で、加賀前田家はその道真公を家祖とし、歴代藩主は茶の湯や能、工芸など育成し、当地に今も色濃く残こる文化をもたらしました。前田家19代前田利宜様は京都イノダコーヒー社長であられ、北野天満宮橘重十九宮司は石川県珠洲市のご出身、そして金沢の前田利家公を祭る尾山神社の宮谷宮司もお越しになり、京都にいながらも北野天満宮ゆかりの地元関連の皆様がお集まりいただきました。天正15年(15年)、この地にて豊臣秀吉公が北野大茶の湯を催し、秀吉公の右座には前田利家公が見え、また千利休居士、大河ドラマの豊臣秀長公など多くの方々がその茶会に参加されました。2月25日の道真公のご命日にあたる梅花祭控え、梅の香りが漂う中、道真公と加賀前田家の繋がり、能登地震復興祈念、そして長く鵬雲斎宗匠がここの奉賛会会長を務められましたことなどと、金沢から道具を持参してそれらの取り合わせをさせていただきました。花は5年前に好古庵で鵬雲斎宗匠御手植された加賀八朔椿を入れさせていただきました。いつの日か歴史あるこの地にて茶会をと想い、歴史とお人のご縁が繋がる有難い日でありました。来月には北野天満宮は半万燈会を迎えられます。25年前の万燈会は父と共に参加させていただいたことが懐かしく想い出されます。ご参加いただきました京都近隣、そして全国からお越しいただきました方々、そしてお手伝いいただきました社中の皆様、心より感謝申し上げます。